2014年06月17日

オルゴールの音色

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一日で一番朝が好きだったのに

今は大嫌いだ。

寝ている間は忘れているが

朝目覚めると夫がいない事に気づく。

どうして?どうしていないの?


私がしくしく泣いていると

それを慰めるかのように

天国の夫から毎日プレゼントがとどく。

これもその一つ

夫の机の隅っこで埃をかむっていた。

いつか何気なく買った小さな小さなオルゴール。。。

曲名は「コンドルは飛んでいく」

きっと二人でその辺に買い物へ行ったとき

露店か何かで手に入れたのだろう。

安い物だったと思う。

あの頃はそんなたあいも無いものを良く買ったっけ。


すっかりその存在を忘れていたが

夫の机のそばで涙を流していると

「これを見て」と言われたような気がした。


カトリックの夫はお線香が苦手だった。

煙りとか匂いがイヤだと言っていた。

私は良い香りだと思うのだが。。。

そのかわり このオルゴールを

亡くなった母親や父親の誕生日に鳴らしていた。

まるで祈りを捧げるように。。。

最後のエンディングのところで

ハンドルを回すスピードをゆっくりにするのが

夫のやり方だった。


今は私がそれを鳴らす

お花やワインをあげるたびに。。。

すると ほんの一瞬

夫がそばにいるのを感じる。

夫が微笑んでいるような気がする。


いつか私が夫のそばへ逝けた時

誰がこのオルゴールを鳴らすのだろう。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今日もお読みいただきありがとうございました。m(__)m




posted by おとめ at 06:51 | Comment(4) | TrackBack(0) | 天国からのプレゼント