2015年06月17日

母と

CIMG4038.JPG

母親がこんな作品を作っていた。


折り紙のモチーフを空き箱に貼り付けただけだが


なんとなくインパクトがある。



伴侶と死別したものにとって


地獄の日々と言われる「ゴールデンウイーク」を


なんとか無事にやり過ごした私は


東京から遠く離れた九州に住む老母に会いに行った。



夫の葬式以来の再会だ。


しばらく見ないうちにまた年取った感じがした。



夫が片方の腎臓を摘出する手術を受けた時


運命のいたずらのように、ほぼ同じ時に


母は骨折して、命がけの手術をした。


私は見舞いにも行かれなかった。



そんな私を弟は非難した。


けれども私にとって夫から一日でも離れるのは


到底出来ない相談だった。



夫の看病をしながら、遠い母を思うのは


今思うとよくも耐えられた辛いことだった。


CIMG4031.JPG

母の背中は太い金属が入ってゴツゴツだった。


ほんの近所までしか外出できない。(;;



私は母のそばで一週間おしゃべりしたり


つとめて明るく料理したりしながら


母に習って自分も同じものを作ってみた。


CIMG4040.JPG

お線香の箱に折り紙のモザイクを貼って出来た宝石箱


白い部分は3束100円のメモ用紙



CIMG4039.JPG

こんなふうに組んでいく



なんだか母のそばで子供のように遊んでいると


とても癒された。


仕事も幸か不幸か(不幸に決まってるが)


否応無くもう半ばご隠居状態だから(笑)


久しぶりに何もかも放り出した。



母と私の夫はとても仲が良かった。


ちゃきちゃきの江戸っ子で美人だった母。


父を亡くしてさぞ辛かった事だろう。



母はミンボー人の先輩。


私よりずっと辛い経験をした人だ。



東京へ帰る日、母を思い切りハグした。


まるで枯れ木を抱いているようだった。


気丈な母が泣いていた。



秋には今度は妹と一緒に行くつもりだ。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今日もお読みいただきありがとうございます。m(__)m









posted by おとめ at 12:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | リフォーム&エコ暮らし
この記事へのコメント
おとめさんも癒されたでしょうが、お母様もうれしかったでしょうね。
うちの母も苦労人で、母の姉も壮絶な体験をいろいろとしているひとで、
でも何をしてあげられているかというと、
何もできてないのです。
夫さんとお母様、ふたところに一度に
いることはできないので、やむを得なかったと思いますよ。
弟さんに非難されずとも、そういうことは
一番で着なかった本人がつらいことなのに. . . とも. . .

今も、体調がずっとよくない母と一緒に暮らす経済力や場所もなくて、
何もしてあげられなくて、
と、色々私も思い返すと本当につらいです。
Posted by めんまねえちゃん at 2015年06月20日 00:38
姉ちゃん様こちらにもコメントありがとうございます。お母様もご苦労されたんですね。ご体調も良くないのでは心配でたまりませんね。

私は親が年取っていくだけでも辛いのに、入院したのに何もしてやれなかったのが本当に悲しかったです。

どうして同時にこんな事に、と運命をのろいました。でも今までも色んな修羅場をくぐりぬけてきましたが、伴侶の死というのはいかんともしがたいです。

おそらく私の人生で一番の正念場だろうと思います。それが弟にもわかったのか、夫のお葬式では
今までほっておいて済まなかった、と言ってくれました。

若い頃はウマが合わず対立していた母子でしたが、
年と共にありがたさがわかってくるもんですね。

一緒に住めなくても優しいねえちゃんがお近くにいらっしゃるだけでもお母様心強いと思いますよ。どうぞお大事になさって下さいね。
Posted by おとめ at 2015年06月20日 20:59
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