2017年05月06日

真実の人

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本はボロボロです(汗)



始めてクリシュナムルティを読んだとき

全く理解できず、ちんぷんかんぷんだった。


それ以上に「なんだかイケスカナイおっさんだな〜」

と思っていた。どうしてかと言うと、彼の著作には

ほとんど、と言っていいほど彼の顔写真が載っていて

「この人ナルシストじゃないの?」と思ったからだった。


けれども読んでいくうちに「すごい事を書いている」と

段々にわかってきて、その後はもっと次々読みたくなった。


たとえば彼は「絶対的な平等」について書いている。

それは共産主義とも社会主義とも違う。

それはただの物質的な平等を目指したに過ぎない。

そして失敗した(当然)集団エゴの残骸だ。


彼はどんなイデオロギーからも自由だ。

どんな宗教からも自由だ。「神」からでさえ。

それと同時に人間に不幸や苦しみをもたらすもの

ありとあらゆる苦しみの根源を見つけ出し

その息の根をとめようとした人だった。


彼の洞察は鋭く、時に読者に厳しい行動を要求する。

しかし貫かれているものはただただ人への愛だ。


始めてクリシュナムルティを読む人で、すぐに

彼の書いていることを理解できる人は稀だろう。


けれどももしあなたが真に心が平安であるとは

どういうことなのかを知りたいのなら。。。。

「存在」について知りたいのなら。。。

インチキやごまかしや詐欺や嘘、から解放され

まっとうで純粋な霊的真理を知りたいのなら、

彼の著作をめげずに読んでいってほしい。


めげずに、というのは彼はあなたが自分自身の中の

一番見たくないものを見なさいと言うからだ。


そうすればそのうちに彼の言葉が真実であること

ただ真実だけを書いているのだ、という事がわかる。

冬にゆっくりと氷が解けていくように。。。。。


彼は若い頃から90才で亡くなる直前まで

どの著作でもブレずに大体同じ事を貫いているので

自分に読みやすいものから入るといいと思う。


彼は若い頃、神智学と関係したある団体の救世主

に祭り上げられたトップですらあった。神智学は

日本のスピリチュアリズムの元を作った浅野和三郎や

今の時代では江原啓介などに影響を与えたとされる。


自らそこを解散したのはさぞ勇気のいることだったろう。

彼は「組織」を作る事を何よりも嫌った。


しかし実は彼は花や鳥と会話したり、意外にも

ヒーリングもできたひとだったという。


しかし彼はそういった事についてほとんど触れていない。

その能力のことはひた隠しにしていたようだ。


彼の著作を理解した時あなたはきっと知るだろう。

本当に自由になるとはどういうことなのか。

自分が存在するとはどういうことなのか。


また知識や教養というものがいかに真実を見る目の

大きなさまたげになるか。知識を並べ立てる人間ほど

真理を全くわかっていない、と彼は言う。


彼をいくら読んでも「どうすればあなたは幸せになるか」

という方法論は全く書いていない。いわゆる安易な

ハウツー本ではない。だからそういうものを求める人

にとっては彼の本は何の役にも立たないだろう。

彼はあくまでもあなたに自分の足で立つことを要求する。


何故なら「どうすれば〜になれるのか」という事自体

「今」の自分のあるがままを捨てて何かになりゆくことを意味し

そういうものを求めることがそもそも不幸の源泉だからだ。


それを理解した時人は本当に「あるがままに生きる」を知り

真の自由という事がどういうことなのかがわかる。


かれのあるがままは禅でいう「即今に生きる」と

全く矛盾していない。しかし彼は禅とは何の関係も無い。

インドの人だがインドの神々とも無縁だ。

キリストとも仏陀ともどんなグルとも無縁だ。

どんな偶像ともいわゆる「神」とも無縁だ。

悪魔とも天使とも罪や罰とも完全に無縁だ。


「本当のこと」とは宗教やイデオロギーを超えて

たった一つしかないのだということを人は悟る。

その時自分というものをそっくりそのまま愛し

同時に世界のすべてを愛することだろう。

何故なら世界はあなただからだ。

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今日もお読みいただきありがとうございます。

我ながら理屈っぽいこと書いてるな〜。

何かのエネルギーが入ってて止まらないんですよ〜。

フシギです。ま、あるがままってことで。








posted by おとめ at 20:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | クリシュナムルティ