2015年06月17日

母と

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母親がこんな作品を作っていた。


折り紙のモチーフを空き箱に貼り付けただけだが


なんとなくインパクトがある。



伴侶と死別したものにとって


地獄の日々と言われる「ゴールデンウイーク」を


なんとか無事にやり過ごした私は


東京から遠く離れた九州に住む老母に会いに行った。



夫の葬式以来の再会だ。


しばらく見ないうちにまた年取った感じがした。



夫が片方の腎臓を摘出する手術を受けた時


運命のいたずらのように、ほぼ同じ時に


母は骨折して、命がけの手術をした。


私は見舞いにも行かれなかった。



そんな私を弟は非難した。


けれども私にとって夫から一日でも離れるのは


到底出来ない相談だった。



夫の看病をしながら、遠い母を思うのは


今思うとよくも耐えられた辛いことだった。


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母の背中は太い金属が入ってゴツゴツだった。


ほんの近所までしか外出できない。(;;



私は母のそばで一週間おしゃべりしたり


つとめて明るく料理したりしながら


母に習って自分も同じものを作ってみた。


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お線香の箱に折り紙のモザイクを貼って出来た宝石箱


白い部分は3束100円のメモ用紙



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こんなふうに組んでいく



なんだか母のそばで子供のように遊んでいると


とても癒された。


仕事も幸か不幸か(不幸に決まってるが)


否応無くもう半ばご隠居状態だから(笑)


久しぶりに何もかも放り出した。



母と私の夫はとても仲が良かった。


ちゃきちゃきの江戸っ子で美人だった母。


父を亡くしてさぞ辛かった事だろう。



母はミンボー人の先輩。


私よりずっと辛い経験をした人だ。



東京へ帰る日、母を思い切りハグした。


まるで枯れ木を抱いているようだった。


気丈な母が泣いていた。



秋には今度は妹と一緒に行くつもりだ。

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今日もお読みいただきありがとうございます。m(__)m









posted by おとめ at 12:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | リフォーム&エコ暮らし