2014年06月19日

ドライヤーからの声

恐ろしく古い我が家のドライヤー
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おそらく’80年代製(笑)


だいぶ昔のことだけれど

父親が亡くなったとき

その魂が私の所へ来た。。。ようだ。

その日は夫が友人と出かけていて

私は一人で家で夜中過ぎまで起きていた。

ふと玄関のほうを見るとそばに飾ってあった

タペストリーに人の影のようなものが映った。

目の錯覚か何かだと思い気にも留めなかった。

夫がなかなか帰ってこないので

痺れを切らして先に寝ることにし寝室へ行くと

突然理由もなく無性に悲しさがこみ上げてきた。

もう時計は2時をまわっていたと思う。

なんだろう、この気分は。。。

とふさぎこんだまま壁に向かってぼ〜っとしていると

目の前に霧のような湯気のようなものが

す〜っと立ち昇るのを見た。

その時も私は多分眠くて疲れているんだろう

としか思わなかった。

伯母から電話が入ったのは次の日の朝

父親が亡くなった、との知らせ。

ずっとあとでわかった事だが

亡くなったのは午前3時頃だったそうだ。

ちょうど私が悲しい気分でもやのようなものを見た頃。


話は変わってその何年かのち

可愛がっていた手乗り文鳥が死んだ。

一度外へ逃げてしまったことがあるが

探しに行くとチチ〜っと鳴いて私の肩に戻った。

それほどなついていた。

その子が死んでからしばらくの間

鳥かごのあった場所から鳴声がしていた。


私の母方の血には「見てしまう」ところがあって

実家では時々ごく普通に「あの世系」の

人から見たらひいてしまいそうな会話を

けっこう普通にしていた。

母は戦前ヒトダマを見た。

大きな丸い輝く物体が飛んできて

玄関に落ちてくだけたそうだ。

父が亡くなってしばらく一人暮らしだったが

その頃おばあさんの幽霊も見ている。

それが自分の母親だったかどうかは

はっきりしなかったらしい。

伯母は幼い頃虫のしらせを経験した。

可愛がってくれた隣のおじさんの霊だった。

「あっ おじさんが来た」と伯母がいうので

皆で玄関に出てみたら誰もいない。

まもなく亡くなった知らせがきたらしい。


主人の葬儀が終わってまもない頃

しばらく我が家に泊まってくれていた妹が

ある日ドライヤーで髪を乾かしていると

「あっ??」と言ったので

「どうしたの?」というと

「人の話し声が聞こえた」という。

なんだか居酒屋のような場所で

にぎやかに話している感じだったそうだ。

「夫だ」私はすぐにそう思った。

夫は居酒屋が大好きだったのだ。

天国にも居酒屋があるのだろうか。

カツオのたたき、冷やしトマト、フライドポテトなど

大好きだったおつまみでビールを飲んでいるのだろうか。

そうでありますように。。。

そのあとで

私がドライヤーを使っても何も聞こえなかった。

なんだか寂しい気がした。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今日もお読みいただきありがとうございます。m(__)m


posted by おとめ at 08:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | あの世があると思いたい

2014年06月17日

オルゴールの音色

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一日で一番朝が好きだったのに

今は大嫌いだ。

寝ている間は忘れているが

朝目覚めると夫がいない事に気づく。

どうして?どうしていないの?


私がしくしく泣いていると

それを慰めるかのように

天国の夫から毎日プレゼントがとどく。

これもその一つ

夫の机の隅っこで埃をかむっていた。

いつか何気なく買った小さな小さなオルゴール。。。

曲名は「コンドルは飛んでいく」

きっと二人でその辺に買い物へ行ったとき

露店か何かで手に入れたのだろう。

安い物だったと思う。

あの頃はそんなたあいも無いものを良く買ったっけ。


すっかりその存在を忘れていたが

夫の机のそばで涙を流していると

「これを見て」と言われたような気がした。


カトリックの夫はお線香が苦手だった。

煙りとか匂いがイヤだと言っていた。

私は良い香りだと思うのだが。。。

そのかわり このオルゴールを

亡くなった母親や父親の誕生日に鳴らしていた。

まるで祈りを捧げるように。。。

最後のエンディングのところで

ハンドルを回すスピードをゆっくりにするのが

夫のやり方だった。


今は私がそれを鳴らす

お花やワインをあげるたびに。。。

すると ほんの一瞬

夫がそばにいるのを感じる。

夫が微笑んでいるような気がする。


いつか私が夫のそばへ逝けた時

誰がこのオルゴールを鳴らすのだろう。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今日もお読みいただきありがとうございました。m(__)m




posted by おとめ at 06:51 | Comment(4) | TrackBack(0) | 天国からのプレゼント