2014年01月29日

パンドラの匣の底

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大晦日のごちそう(のつもり)

夫は一口も食べられなかった(;;

夫の体調がひどく悪くて 心配しながら作ったから

今見るとなんだか寒々しいメニューだ(><)


たくさんコメントいただいていたのに

中々更新できずご迷惑をおかけしてしまった。

大変申し訳ありませんでした。


夫が暮れに激痛、吐き気で体調を崩し

大晦日にピークとなり

やむなく元旦に緊急入院した。

元旦! 

今まで生きてきてこんなの始めて。

点滴と痛み止め、吐き気止めの毎日で10日ほど。

その間 暮れにとったCTの結果が出て

がんがかなり大きくなっているとの事。

痛みもそのせいらしい。

つまり最後にやった抗がん剤がもう効かなくなっている

ということ。 耐性ができたのだろう。

別の抗がん剤をすすめられた。

しかし! 効くかどうかわからないと言う。

「先生のご家族だったらどうなさいますか?」

との私の質問に

「私の家族なら抗がん剤はやりません」

だって!さんざん人には投与しておいて!

ついでに余命宣告しようとしたので

夫には聞かせまいと あわてて話をそらし

あとでこっそり私だけ聞いた。

なんで今なの?

余命宣告なんて大きなお世話。

悪いこともしてないのに死刑宣告されるようなものだ。

知らせたらいっぺんに免疫ダウンになるだろう。

この先生 私から見たらほんの若い坊やなのだが

まるでわかっていない。

つい12月までは ご主人は抗がん剤が効く体質だから

とか、今後も同じ抗がん剤で。。。

とか言ってたその舌の根も乾かないうちに

CTでがんが逆に大きくなっているのを見て

抗がん剤が効かなくなったとたん余命宣告?

それってただの責任逃れじゃないの?

と医師への不信感がモリモリ。

それから。。。やはり人並みのショックは受けた。

病院ではニコニコして

家に帰ると思い切り泣いた三が日だった。

普段はあまり泣かないが

泣くととことん派手な私(笑)

身も世もなく 一人で

泣いて泣いて見えてきたこと:

夫の場合肝臓に転移した時点で

難しい癌だったし

余命はあって無いようなものだったから

そんなもの何を今更だい!


あれから3年も4年も生きてるじゃないか。

余命宣告ほどいい加減なものは無い。

と毎日自分に言い聞かせるようになった。

末期でも余命宣告されても治った人は
この世にゴマンといるのだ。

夫は大家族で兄弟・その配偶者はもちろん

TIO(スペイン語で伯父さんの意味)を心から慕う

甥っ子姪っ子が何人もいる。

その子たちの涙は見たくない。

簡単に死なせるわけにはいかないのだ。

ええ、いきませんとも!

さらなる抗がん剤なんて

今の夫の体力じゃとても無理だ。

それよりも別の治療を夫が入院中に必死で探した。

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病院食を全く受け付けなかったので

毎日食べ物を持参した。

写真は玄米粉(リブレフラワー)で作ったパンケーキや

野菜のスプレッド、サラダ、アップルバターなど。

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朝食はリブレフラワー、玄米フレーク、スーパーミールの

ミックスに血管新生を阻害するベリー類や干しイチジク

などをいれたシリアル。豆乳をかけて食べる。

これがけっこうお気に入りだった。

退院後 家での食事療法も強化。
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プロテインは豆や大豆中心で。

幸い、まだなんとか食事は自力でできる。

毎日文献を読みあさっている。

尊敬するキャンベル教授の「The China Study」も読み返した。
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これは今更ながら大感銘を受けた。
全国の癌治療中の患者や医師が読むべきじゃないだろうか。
(和訳も出ています。「葬られた第二のマクガバンレポート」)

シュレベールさんの「癌に効く生活」はもちろん

アンドルー・ワイル先生の「自然療法」関係や
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キャンベル教授のお仲間の先生方である

エセルスティン博士やマクドゥーガル先生指導の

美味しいメニューが一杯のレシピ本(左)

橋本豪先生のメニュー入りの著作などは

大いに参考になった。

東城百合子先生の古典的名著作も。

そんなこんなを読んでいると

やはり済陽先生の療法では甘かったかもと感じた。

乳製品、鶏肉、魚をたまに食べていたが

キャンベル教授の「プラントベースの食事」や

橋本先生の「玄米菜食」にもっと近づくよう

がんばろうと思っている。

シュレベールさんも乳製品はやめて

完全な「プラントベース」の食事だったなら

今回の再発もなかったのではないだろうか。


「やっぱり体には納豆だね〜〜」

「大豆はダイズ(大事)よ〜〜〜」

などとなだめすかして食べさせたり。

私の尋常でない迫力に

夫も何かを感じたのか案外素直に食べている。

弱麻薬入りの強い痛み止めもなかなか効かず

東城先生の本を参考にびわの葉の生葉湿布や

しょうがの温湿布をしている。

そのおかげでだいぶ楽になった。

幸いヨーロッパ在住の夫の妹が

ホメオパシーの専門家と仲良しなので

さっそく抗がん剤の毒を消すレメディを

送ってくれた。

それになんと偶然なことに

私がいつも読んでいた

シュレベールの英語版も送ってきた。
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この妹の旦那はスペイン人で医師なのだが

上に書いたように「私の家族だったらやらない」

と主治医が言った言葉に激しく怒ったそうだ。

「He is an animal!」 と。

ひんぱんにユーモア溢れるメールをくれる友人や

私の妹や家族も皆エールを送ってくれる。

ネットでお近づきになった方々からも

貴重なアドバイスをいただいたり

情報を参考にさせてただいたりしている。

とてもありがたくて皆様に感謝で一杯だ。

これだけ力が集まれば百人力!

せめて痛みだけでもとれますようにと

日々祈る毎日だった。

ネットで日夜検索につぐ検索、 

毎日のように図書館へ 読んだ本は数知れず
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そしてついに見つけた! 抗がん剤ではない


別の治療法を!


すっかりカラになったと思ったパンドラの匣。。。

ちゃんと「希望の妖精」がいてくれたのだ。

来月早々この治療の為に入院

(もちろん別の病院) 

完治はできないまでも

少なくとも今の苦しみからは解放されるだろうと

大いに期待している。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
お読みいただきありがとうございます。
色々ご心配をおかけいたしております。

なんだか闘病記のようなブログになってしまいましたが
今癌と戦っている皆様と共に
力の限りがんばって行きたいと思っております。

posted by おとめ at 14:30 | Comment(5) | TrackBack(0) | 食事療法